名寄中学校体育館で名寄市小中高いじめ防止サミットが開催されました。市内小中高等学校全13校の児童会・生徒会の代表者30人が集い、各学校のいじめを防止する取り組みの状況などについての意見交換・交流を行いました。

サミットの開会式では、橋本副市長から「学校全体の雰囲気が良くなることやネット社会におけるトラブルについて皆さんで考え、いじめを絶対おこさない・許さないでほしい」とあいさつ。

その後5つのグループに分かれ、各学校の代表者によるいじめ根絶に向けた取り組みを紹介、「自分の学校でも取り組みたい」などの意見が飛び交いました。

また、同じグループ内でのいじめに気付いた時やグループ外で物を隠されている人を見たときの事例を元に、どういった対処をするかついて討論し、「いじめている人に理由聞き、自分がされたらいやなことだと伝え、改善が見られないようなら先生や大人に相談する」などの具体的な解決案を出し合いました。

終わりに、名寄中学校生徒会の西條領真会長より「意見交流で他校の取り組みを知ることができ良かった。今後もいじめに悩む生徒がいなくなるように児童会・生徒会で頑張ろう」とあいさつ。本サミットがとても有意義なものになったとお礼の言葉を述べました。