名寄高校生が楽しみにしている行事のひとつ、「名高祭」が7月5日から開催。5日のあんどん行列で幕開けです。この日のために、何日も前からそれぞれのクラス全員で力を合わせて作ったあんどん。個性あふれる作品がずらりと並んだ景色は壮観でした。

17時に名寄高校を出発、各クラス担任の先生もおそろいのTシャツを着て、元気に声を出しながら、12基はゆっくりと南広場を目指します。

南広場では見に来た人たちがあんどんを審査します。その間高校生は写真を撮ったり友だちと話したり。今しかない瞬間をめいっぱい楽しんでいるように見えました。出発前、広場の中心で、全員が輪になり肩を組み校歌を熱唱しました。

少し暗くなってきた19時、あんどんにはぼんやりと明かりが灯り、ついに名高に向かって動き出します。広場をぐるりと回り、大通りから駅前通りへ。名寄市の中心地が、いつにも増して明るくにぎやかでした。

20時頃、遠くで花火の音が聞こえてきました。今しかない高校生活、全部を全力で、後悔のないよう過ごしてほしいものですね。