名寄市はJR宗谷本線と国道40号が基幹交通となって古くからの交通の要衝として発展してきました。しかし、人口減少や少子高齢化、市街地の拡大と低密度化や、老朽化した公共施設の維持・更新費用の増加などの課題があることから、令和2年4月に名寄市立地適正化計画を策定して持続可能なまちづくりに取り組んでいます。

　このことから、名寄市では令和4年度から令和6年度までを計画期間とする都市構造再編集中支援事業を実施して、居住誘導区域外にある保育所を、都市機能誘導区域内にある保育所とこども発達支援センターとの統合・再編整備による幼保連携型認定型こども園への移行や、民間商業施設内の子育て世代を活動する施設を整備します。また、歩道が整備されていない子育て施設へのアクセス道路整備を行います。

　これらの事業の実施により、子育て環境の向上や魅力ある滞留空間の創出、居住機能の強化よる住みやすさの向上を図ります。